居酒屋にて ／伊藤昌子

ニューヨークへ行きたいか～～っ！！！と問えば、そこにいる全員がぅお～～っ！！となる様に!公共料金を止められた事あるか～～っ！！！と問えば、全員がぅお～～っ！！となる集団に所属している私ですっ！！

恐らく、税務署に相談に行った事があるか～～っ！！！の質問にも同反応となるでしょう。
貧乏という二文字とはかなり長い付き合いをさせて頂いています。
隣の芝生が青かった。そう感じたり、あまりちゃんと遊びに行ったりしていないので同年代のお友達の会話に付いて行けなかったり、間抜けだなあ。と思ったりもするのですが。

稽古前の柔軟時、色々な筋を伸ばしつつどうでもいい話をします。先日は居酒屋でのエピソードで隣のカップルが帰った後、そのカップルが残してくれた海老を自分のテーブルへ持って来て(思いっきし焦ってたので手づかみで)喰らった話をした所、それが慣習になればよいのに等のグッドアイデアが飛び出しました。

目からうろこが落ちた思いです。
確かに食べ物を残して帰るのはもったいない話です。
私は今後、居酒屋で食べきれないモノがあった時、隣のテーブルに『唐揚少し残っているので如何ですか？』一声かけよう！そう思いました。『ついでに私も如何？』と。新しい出会いの場になる可能性も出てきました。

一瞬、何だか幸せを掴めそうな予感が走りましたが、すぐにやっぱり柔軟時のどうでも良い話しだなあ。と考えを改めました。

どうです？柔らかくなった体と頭で挑む『何も伊右衛ん門』観に来ない？